No.53 頭痛の悩み(緊張型頭痛)

無理な姿勢を続けたり、1日中パソコンに向かって作業をして目を酷使すると、肩や首の筋肉が持続的に緊張した状態が続き、血行が悪くなって疲労物質が神経を刺激します。

最初は肩や首のコリやハリを強く感じるようになり、そのうち首の付け根あたりに痛みが現れ、両脇や目の奥へと徐々に広がって、やがては頭が締め付けられるような痛みになります。

目の疲れやだるさ、めまいといった症状を伴うことが多く、午後になって疲労が蓄積してくると痛みが強くなる傾向があります。

几帳面で生真面目な性格の人は、心の緊張状態をうまく解消できずに緊張型頭痛になりやすいといわれています。また、姿勢が悪いと肩がこりやすく、頭痛の原因になりますので要注意。

首すじが細い人やなで肩の人は、頭を支える筋肉が弱く、頭の重みに耐えきれずに頭痛を起こしやすいため、男性よりも女性に多くみられるタイプの頭痛です。

片頭痛と見分けるポイントとして、体を動かしても痛みは悪化しないことと、マッサージをしたりお風呂に入ると痛みがやわらぐことが挙げられます。

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