ちょっといい健康の話

No.88 血圧を下げる食事療法

高血圧の治療の基本は、生活習慣を修正することです。なかでも、食事療法は最も基本となるもので、健康的な食生活に修正できれば、血圧を下げることができます。 高血圧の食事療法で、最も注意すべきことは、食塩の量を控えることです。 …  続きを読む

No.87 薬で合併症を予防「降圧薬治療」

数ヶ月に渡って生活習慣の修正をしても「血圧の値がなかなか正常範囲まで下がらない」といった場合には、降圧薬による薬物療法が開始されます。 服用を開始して数ヶ月間は、2~3週間に1回ほど受診し、血圧の状態や副作用がないかをみ …  続きを読む

No.86 高血圧の種類「本態性高血圧」と「二次性高血圧」

高血圧は、「本態性高血圧」と「二次性高血圧」との2つに分類され、原因が特定できないものを「本態性高血圧」、特定できるものを「二次性高血圧」と呼んでいます。 ■本態性高血圧(原因となる病気がないのに血圧が高い) 本態性高血 …  続きを読む

No.85 診察室血圧と家庭血圧

血圧の測定は、医療機関だけでなく、今では家庭でも測定している人が増えています。家庭用血圧計を使用すると、決まった時間に定期的に血圧を測定できるので、血圧の変動を容易に知ることができます。 また、家庭では安心した状態で血圧 …  続きを読む

No.84 血圧の変動

血圧は、健康な人でも一日のうちで常に変動しています。 正常な血圧の人では、朝起きたときの前後に血圧は徐々に上がり始め、活動量が多い日中に高い状態が続きます。 また活動量が減る夕方から夜にかけて血圧は徐々に下がっていき、睡 …  続きを読む

No.83 「収縮期血圧」と「拡張期血圧」とは?

血圧はさまざまな原因で高くなりますが、生活習慣も大きく関与しています。生活習慣の影響は、たとえそれが小さなものであっても、長い時間積み重なることであらわれます。高血圧が生活習慣病といわれるのはこのためです。 つまり、生活 …  続きを読む

No.82 運動で腸を活発に!

運動をすることで食欲が増し、食事もおいしく食べられるようになり、同時に腸の動きが活発になったり、腸を刺激して排便を促したりする効果もあります。 これらは、腸をきれいにし、がんの抑制にもつながります。さらに血行がよくなって …  続きを読む

No.81 なぜ女性と高齢者に便秘が多い?

一般に女性は男性より便秘が多いといわれています。 理由としては、次の2つが考えられます。 まず1つは、女性は男性より筋力が弱いことが挙げられます。腹筋や横隔膜など、排便時に必要な筋力が弱いために、便をしっかり押し出すこと …  続きを読む

No.80 自律神経と免疫との関係

近年の研究で免疫の役割を担っている白血球が自律神経と連動していることが分かってきているそうです。 環境(気圧・気温・温度・季節など)や生活習慣(運動・食生活・睡眠など)の状況によって副交感神経と交感神経との体内調整は変わ …  続きを読む

No.79 自律神経 「交感神経」と「副交感神経」

自律神経は生命を維持するために心臓、肺、胃腸、血管など体の内部器官の管理をしています。 自律神経には、体を緊張させてエネルギーの消費を担う「交感神経」と、体を休めてエネルギーの蓄積を担う「副交感神経」の2種類があり、それ …  続きを読む