ちょっといい健康の話

No.68 脳と運動器の不思議な関係(4)

「脳に忠実な筋肉」 指令に従って収縮し、多種多様な身体活動を生み出しているのが筋肉です。 私たちの体には、骨格筋、平滑筋、心筋と呼ばれる3種類の筋肉が存在していますが、このうち、運動神経とつながり、運動野の指令に従って収 …  続きを読む

No.67 脳と運動器の不思議な関係(3)

「中継を担う神経」 情報や指令の橋渡し役を担っているのが、脳または脊髄に出入りして全身に張り巡らされている神経です。 このうち、脳に出入りする左右12対の脳神経は、首付近より上にある顔や頭などの情報や指令を中継し、脊髄に …  続きを読む

No.66 脳と運動器の不思議な関係(2)

「受信と発信、さらに中継も担う脊髄」 例えば、裸足で歩いている時に、床に落ちている尖ったガラス片を気付かずに踏んでしまったとしたらどうでしょう。 おそらく、小石を踏んでしまった時とは段違いの強烈な刺激を受けた瞬間に、とっ …  続きを読む

No.65 脳と運動器の不思議な関係(1)

私たちは、自分の心臓や胃を思い通りに動かすことはできませんが、手や足を器用に操ることはできます。どれも自分自身の体の一部なのに、なぜこのような違いがあるのでしょうか。 その大きな答えは、神経と筋肉にあります。手や足などに …  続きを読む

No.64 腸のリズムを整える食べ物&食べ方

栄養のバランスに偏りのある食生活や、トイレ習慣の乱れが、腸の病気を招くこともあるため、日頃から腸に負担をかけないように食事を取ることが大切です。 まずは、食事時間が不規則になると、胃や腸のリズムも狂いやすくなるので、朝・ …  続きを読む

No.63 一日にみる生体リズム(脳と胃腸)

<朝> 朝のボーッとした頭を切り替えているのは、脳幹にある脳幹網様体という部分です。そこは神経細胞と神経線維が入り混じり、大脳皮質への繁樹通路になって、意識の水準を保っています。脳幹網様体は光や音、味覚などの刺激に比較的 …  続きを読む

No.62 体内リズムを整える(腸)

私たちの体は、それぞれの部位や機能ごとに、1日の中でさまざまなリズムを持っているといわれています。たとえば、気分や意欲などのメンタルな機能は、一般に早朝はやや抑制気味ですが、昼頃には次第にリズムが高まり、14~15時頃に …  続きを読む

No.61 過敏性腸症候群(2)

過敏性腸症候群は、食事をはじめ、生活の乱れなどによって生じますが、現在では、心身のストレスが最大の原因になって腸の機能が失調し、「消化管運動の異常」や「消化管知覚過敏」によって発症すると考えられています。 腸管の運動は、 …  続きを読む

No.60 過敏性腸症候群(1)

過敏性腸症候群は、腸に炎症やがんといった病気はないのに、下痢や便秘などの便通異常を繰り返す病気です。ストレスが関係する典型的な現代病で、決して珍しい病気ではなく、日本人の5~10人に1人がこの病気の診断基準に当てはまると …  続きを読む

No.59 胃腸の不調は脳へ作用

最近は若い人にも多い「過敏性腸症候群」。いわゆる腸の知覚過敏ですが、過敏性腸症候群の人の中には、うつ症状やさまざまな不定愁訴が現れることがあります。 うつ状態は、脳がストレスを受けており、自律神経の失調を引き起こすので、 …  続きを読む