胃腸薬はそれぞれの目的に合わせて、食欲増進、消化不良改善をする「健胃薬」、
消化を助ける「消化薬」、胃酸の分泌を抑える「制酸薬」などの種類に分けられます。
一般的な総合胃腸薬にはこれらの成分がすべて少しずつ含まれていますが、原因に合わせた
薬を飲んだ方がより効果的です。胃酸が出すぎてしまっているのに、健胃薬を飲んでしまうと、
かえって胃酸が出すぎてしまい逆効果になってしまうからです。
一般的には、夏バテなどで疲れがたまっていて食欲がないようなときには「健胃薬」、
食べすぎなどで胃もたれがあるようなときには「消化薬」、空腹時にムカムカしたり、
痛みがあるような時には「制酸薬」を飲むといった選択をするといいようです。
薬を買うときは表示をよくみて確認して選びましょう。