No.14 水分排泄のための5つのポイント

水分の排泄をスムーズにするためには、腎臓をいたわらなければいけません。以下の5つのポイントを少し意識した生活を心掛けてみてはいかがでしょうか。

①飲む

体内の水分が不足すると血液の粘度が増し、腎臓に負担がかかります。1日に1~1.5ℓ程度の水を、こまめに補給しましょう。

 ②保温する

東洋医学では腎臓は冷えに弱く、冬に傷めやすい臓器と捉えられています。長い時間寒さにさらされて体が冷えると、腎臓の血管も収縮して血流が少なくなり、虚血状態に陥ります。これによって腎機能の低下を招くことがありますので、寒いときには体をしっかりと保温し、腎臓が働きやすい環境にしましょう。

③循環させる

血液の循環が悪いと、血液を濾過している腎臓にも負担をかけます。ウォーキングや水泳などの適度な運動で血行を良くしましょう。運動ができないときは、青竹踏みやマッサージで血行をよくする方法もお勧めです。また血液中に糖質や塩、脂質が多く混ざると、老廃物が増え、腎臓の濾過する負担が増えます。栄養バランスの整った食事を心掛けると、腎臓の作業がスムーズに進み、負担も小さくて済みます。

④我慢しない

トイレを我慢すると、膀胱で細菌が繁殖しやすくなり、膀胱炎を引き起こしてしまいます。体に必要のないものはどんどん排泄しましょう。

⑤清潔にする

風邪や泌尿器の細菌感染が腎臓病のきっかけになることがあります。毎日手洗いとうがいをし、こまめに入浴して、体を清潔に心掛けることが大切です。また入浴は体が温まり、腎臓への血流が増え、尿の量も増加します。

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